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『源平争乱初回特典冊子』 とは 8 years ago
-何故かわかり難い源氏の歴史を伝えるために-

今般『源平争乱~将軍への道~』を発売するに至り、初回特典冊子をお付けできる事となった。
当初、企画していたのは2011年3月終わり頃である。
震災の影響などもあって、紙やインクが入りにくかった時期でもあった。
そうした経緯で、マニュアルの印刷を優先する為、最低限の紙を確保してもらい、PDF化を検討していた。

源平のシミュレーションゲームが少ないのは≪源氏の歴史が≫わかり難いからであろう。
しかも、これに平氏の歴史も加わるのである。
当時の事を調べるにも、調べられる史料が限られる所が、戦国との大きな違いでもある。

折角そうした源平の歴史を素材としている以上、ユーザーへ対しても、わかり易い解説書を提供しよう。
そう思っての企画である。

-源氏の歴史は武勇伝内訌の歴史-

源氏の歴史は、まず「武勇伝の歴史」がある。
藤原道長の頃、大江山の酒呑童子を退治した源頼光。
前九年・後三年の役での源義家。
等など、偉大な御先祖さまの偉業がそうである。

また「内訌の歴史」でもある。
叔父が甥を暗殺し、継いだ者が、犯人に仕立てられた別の叔父を討つ。
また兄が弟を襲撃し、親子・兄弟で対決する。
親を討った仇の弟と対する。等など。
こんな歴史の中で育った頼朝の性格は、どうなんだろう。

-無名な登場勢力と英傑たちへ陽を当てる-

そうした事を冊子とし、無名な登場勢力との紐つけを行う事が必要ではないか。
この強い思いがあって、今回の企画となった。

また有名となれない源氏の英傑たちについても、こうした機会にご紹介する事で、陽の目を当てたい思いがあった。
一般に有名でないのは、公的な功績が小さいからで、その為、教科書にも載らないのである。

しかし、中世日本の歴史を綴ってきた「魅力溢れる英傑たち」なのである。
無名であっても、歴史を繋いだり、後世へ対し何からの影響を与えているだろう。
PDFでも良いので、そうした事実を語り、中へ入れてみようという事で進んでいた。

ただ今般、周囲のご好意・ご協力もあり、急遽、印刷できる事となった。
こちらの強い思いが通じたのかも知れない。
そういう事で、16ページではあるがフルカラーとした。

時間があればライター陣にお願いしたい所ではあったが、今回は自筆となった。
源平争乱は開発が順調な事もあり、時間が無い事は喜ばしいのかどうなのか。
時間が無い中、監修して頂いた白浜わたる氏には感謝の限りもない。
機会があれば、もっと大掛かりな本を作ってみたいものである。

2011年4月28日、陽の当たらない歴史や英傑たちへ陽を当ててみたいと思う。

■表紙
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■目次
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