戦ノ国Ver1.5裏話(その3)

前回の続きです
Ver1.5で一番変更したかったのはエリアの割り方でした
太閤検地時の石高で国ごとに割っている為
どうしてもエリアごとの強弱の差が大きく
また直轄で持てる国数が増えていくと
内政効果が下がる仕様を取っていた為
石高の小さい国を持つメリットが少なく
敵対勢力を押し込めるのが一番の利用方法となっており
均等性を持たせて20~30万石程度で割りなおすか
地域の重要性に合わせて割りなおすか
そうした変更を考えていたのですが難しいとなって
変わりに直轄地数のペナルティを緩和したり
突撃コマンドを追加するなど機能の強化と
表示物や操作性の向上を目指して取り組む事となりました
ここで断念した事は次の信玄上洛で取り組む事となりますが
源平争乱発売後から戦ノ国Ver1.5までの三ヶ月間
そうした戦国ゲームのあり方を見つめ直す時間を得ました
後はデータの構造体ができてしまうと
根本的に変更が難しくなっていく事が分かったので
最初の基本設計が重要である事も認識できました
そして迎えた2011年9月
戦ノ国Ver1.5の無償アップグレード開始と同時に
震災後の半期決算もあるのか
PCゲーム販売店の撤退・縮小に加速がかかります
2012年5月を予定していたSi-phonBoardGameのスタートは
こうした経緯を以って2011年11月へ繰り上げられます

空母決戦シナリオ追加キャンペーン裏話

空母決戦Ver2.0を対象として
戦ノ国の遅れもあり本格的に取り組む事となりました
Ver2.0にて史実の空母戦を網羅していたので
ここで仮想戦シナリオを3本追加しました
「決戦再び-Return to Parl Harbor-」とタイトルを付け
レイテ・ラバウル・パールハーバーと続けて出しました
問題はDLする時のファイルサイズで
Ver2.0の無償アップグレード時にサーバーが落ちた問題から
登録順に幾つかのグループに分けてのDL作業としました
一応この時データの微修正も行いました
そのデータを以って最終データとみなし
「ゲーム視点から見た空母の戦い」の制作準備へ移りました
この頃のサイト制作や販促誌づくりの経験が
後々の広報展開へ繋がっていく事となります
Return to Parl Harbor
(決戦再び-Return to Parl Harbor-)

戦ノ国Ver1.5裏話(その2)

前回の続きです
Ver1.5を作る上で大きな修正点として
グラフィックの変更とシナリオの追加が上げられます
グラフィックは主にマップを変更し
Ver1.0では茶系の荒廃したイメージから
緑系の活き活きとした活力あるイメージのものへ修正
これは戦国時代が荒廃したイメージと捕らえられ兼ねないのと
そもそも見た目や印刷の載りの悪さ等考えて
最初の会議で変更する箇所とした所です
また追加のシナリオでは天下人との対決シナリオという事で
当初は信長・秀吉・家康の三部作としていました
所が家康のシナリオは年表システムと絡んだ問題が発生し
1600年以降のシナリオ作りが難しくなった事で
急遽ver1.0シナリオをリニューアルする案へ変更しました
家康の取扱など細かい箇所が修正されています
その他マップの接続も見直しました
(つづく)

ゲーム視点から見た空母の戦い裏話

空母決戦発売一周年記念特別限定版から一年
自社で空母戦のムックを作る事となりました
その前にエンターブレイン様より
空母決戦のすべて』なるムックを作って頂き
その中へ空母決戦の体験版も収める事となりました
この時はムック編集に入る事もなく
体験版の打ち合わせが数回行われる程度でしたが
いざ自分達で作ろうとすると初めての経験でもあり
DTP担当者と打ち合わせを行いサンプル稿作成し
ライター陣との打ち合わせからスタートしました
途中幾らかの不幸も発生しましたが
一番の障害となったのが震災後の停電
東京のライター陣から電気が通っている間にと
メールが矢継ぎ早に届き
電話連絡を行いながらの制作となりました
(スマートホンも普及してない時代)
しかもインクや紙がなくなるという噂も出回り
予定から3日も早く印刷所に原稿を届ける始末
そんな普段とは違った問題が多発した思い出が多数
また昔のゲーム仲間と話し合う機会も増え
その流れでSi-phonBoardGameが形作られていきます
DTPと作図を一人でやり抜いた担当者も
この仕事が一番辛かったそうですが
一番の経験にもなったと思います


戦ノ国Ver1.5裏話(その1)

戦ノ国の次に源平争乱の開発を入れた為
Ver1.5の開発は源平争乱の終了と共に始まります
手を入れたかった所は多かったのですが
データの構造上難しい部分には手を入れる事ができず
主に視認性と操作性の向上を目指す事となりました
Ver1.5とは言ってもVer2.0相当の大幅変更となります
実は空母決戦と同じく
パッケージ版Ver1.5の発売も予定していたのですが
無償アップグレードの開始と共にPCゲームの撤退か相次ぎ
製品版が発売できなくなるというハプニングが発生
その年の3月に発生した震災の影響を
半年経った後も受ける事となりました
マニュアル等の印刷物も8割ほど作った所で凍結
そのまま今に至る事となりました
収穫としては画材のあり方を編集部でも考える時間を得て
これが次の信玄上洛・太平洋決戦へ繋がる事となります
(つづく)

空母決戦発売一周年記念裏話

空母決戦の発売一周年を記念して出した話の続きです
戦ノ国が当初三月末の発売予定だってたのですが
これが伸びて5月21日となった為
裏で用意中の空母決戦発売一周年記念版が現実化しますが
当初予定していたのは初代の発売日に合わせて3月6日
所が日本機動部隊の箱が予想よりちょっと大きく
A4の箱に入らない事が判明し箱を作り直す事となります
これで3週間ほど発売が伸びる事に
(外箱に急造感を否めないのは申し訳ございません)
新しく打ち抜きの型を起こすと
これくらいの時間がかかる事を実体験する事となりました
しかしこれはこれで良い体験となり
その後の資材スケジュールを組む時に生かされました

メール配信の不具合

今月1日~4日の期間中
一部の配信メールが配信できていない可能性がございます
原因につきましては現在調査中ですが
ドメインの更新処理に伴う可能性もございまして
大変申し訳ございません
配信できていないものに関しましては
確認でき次第再度お送りいたします

空母決戦Ver2.0裏話(その3)

前回の続きです
空母決戦Ver2.0発売後起こった問題のひとつが
戦ノ国の開発が遅れ出していた事
結果ここで遅れた期間がそのまま戦ノ国の延期となりました
その予感をカバーすべく進めたのが
「日本機動部隊」とのパック製品「発売一周年記念特別限定版
なんとアナログボードゲームとのジョイント企画でした
20年以上前にプレイしていたアナログゲームが再販されており
そのゲームと一緒に売る事ができるという素晴らしい体験でした
デザイナーの鈴木銀一郎先生と国際通信社の中黒靖さんらの
強力なご協力とご支援かあり実現できました
若しかしたら人生一番の思い出になるかも知れません
中には「空母決戦」と「日本機動部隊」の他
ハガキゲームとトラトラ虎の巻が入っており
この製品から翌年にはムック「ゲーム視点から見た空母の戦い」
とそれを含んだ「攻略本パック」が発売される事となります
その前にエンターブレイン社より空母決戦の体験版が収録された
ムック「空母決戦のすべて」も発売されました
こうして何かと空母決戦には助けられる事となり
その後の体制づくりにも多大な影響を与えた作品となりました
そうした思いがシナリオ追加キャンペーンへ繋がります
最後になりますがキャンペーンシナリオキットの裏ジャケット
ここに真珠湾ステージの画像があるのですが
製品版では珊瑚海ステージからのスタートとなりました

戦ノ国裏話(その3)

前回の続きです
戦ノ国が発売されると岐路に立たされました
空母決戦と同じく戦ノ国Ver1.5へ進むのか
企画中の源平争乱へ進むのかという問題です
空母決戦Ver2.0と戦ノ国の同時開発で失敗した直後でもあり
2つのラインを同時開発で進めるのは危険でした
悩んだ挙句源平争乱の開発を進め
その間に戦ノ国の問題点を詰めていく事としました
後から出てきたバグの修正やサポートなど
戦ノ国の作業も継続する箇所はありましたが
戦国から源平へ一新した事で事務所の雰囲気も明るくなって
ここでスタッフのやる気が向上した事が何よりの収穫でした
編集担当のスタッフも積極的に開発の会議へ参加する様になり
イラストレーターやライターさんとの打ち合わせにも
東京や大阪へ出張して参加する機会が増えました
そんな中最初に行ったのが戦ノ国の反省会
長崎と福岡のスタッフが集まり反省会を行いました
どういう形でスケジュールが崩れて行くのかを見つめ直し
源平争乱へ繋げる事となりますが
その先のSi-phonBoardGameの制作へも生かされる事となります

空母決戦Ver2.0裏話(その2)

前回の続きです
空母決戦で一番悩まされたのが
Microsoft社のDirectX処理にからむ表示の問題
DirectXのみならずグラフィックチップ・ドライバなど
これらの組み合わせでPC環境が構成されます
これが環境ごとに表示方法が違ったりして
位置がずれたり表示できなかったり
仕様とは異なるいろんな不具合を体験しました
またPCメーカーによっては最新ドライバを公開しておらず
そうしたメーカーに限ってベンダードライバが当たらず
サポートのしようがない場合もありましたが
開発の努力もあり殆どの環境で動くようになりました
それを1.0→1.5の時点で大きく修正
また1.5→2.0で更に大きな修正を行い
無償アップグレードとしてやってきました
これは最初に買ったユーザーに損をさせたくないという
参入当初から決めていた事なので2.0でも行ったのですが
ファイルサイズが500MBほどになってしまい
キャンペーン開始24分でサーバーがダウンする事態に
公式サイトの復旧を待ちつつ
深夜作業で別のftpを借りて翌日昼の再公開に繋げました
但しこのファイルサイズでは
この頃から流行り出していた3Gのモバイル回線では
混雑時のダウンロードが非常に難しかったらしく
多くのお叱りを受けてしまい
ディスク配布サービスの対応を急ぐ事となりました
この諸問題の対策が戦ノ国Ver1.5で生きる事となります
(つづく)

戦ノ国裏話(その2)

前回の続きです
冊子「空母決戦トラトラ虎の巻」を作った勢いで
戦ノ国の販促誌として「Si-phonGameClub」を作りました
ところが戦ノ国の発売延期が続いた関係で
この販促誌も三回作り直す事となりました
(Vol.1~3までがこれにあたります)
コストは掛かりましたがこれでスタッフの力量も高まり
制作スピードが高まった事がその後に生きてきます
またこの後に及んで口を出すのも遅れに拍車をかける為
遅れた時間を使って
次の源平争乱の企画を進める事ができました
平家物語を読んだり
源平盛衰記の内容に悩んだりしたのもこの時期です
(つづく)

空母決戦Ver2.0裏話(その1)

3年前の11月6日は「空母決戦Ver2.0」の発売予定日
実際には2週間遅れて11月20日の発売となります
この当時はまだPCゲームの販売店舗がいくらか残ってて
カタログを作って置いてもらってました
その為カタログには11月6日と入っていたのですが
どうなもならずそのまま設置して貰ったのが
今となっては苦い思い出
ただ急に延期が決まった事から空き時間ができてしまい
結果この時間を使って「空母決戦トラトラ虎の巻」を
作る事となりました
これが後の「Si-phonGameClub」へ繋がり
ムック「ゲーム視点から見た空母の戦い」へ持ち込め
AdobeのInDesignを使える様になったのと
社内に編集部を設置できたのが
後々の事を考えると一番の収穫となりました
これから先はカタログを廃止して
冊子形式のものを作って行く事となります
(つづく)

戦ノ国裏話(その1)

戦ノ国の企画が立ったのは空母決戦の発売後すぐ
日本史を通してプレイできるエンジン作りでスタートしました
空母決戦はその後Ver1.5→Ver2.0と続くので
並行しての作業でした
所が空母決戦の方が忙しくて会議への参加もまま為らず
そもそも戦国以外にはモチベーションが湧かない雰囲気が
チーム内に存在していた事もあり
戦国時代のゲームとして作られる事となりました
今思うとこの時期もう少し口を出しておくべきでしたが
石川さんと二人して口をださない方が早く仕上がると思い
あまり口を出す事なく進んでいく事となりますが
結果として当初3月末発売が9月末と遅れに遅れたので
口を出さなかった効果は無かったという事になります
しかしこの反省点が次の源平争乱で克服され
特に進行管理の面で効果が出たと思います
(つづく)

京武者の手懐け

本日の平清盛では源頼政の取立てを
京武者の手懐けとして描かれていました
またタイトルにあった重盛の苦悩は
若死にしたからかメンタルの弱い男して描かれており
そうした重盛を出す事で清盛を強く見せているのか
精神的な苦痛が続き若死にしたと描いているのか
よく分かりませんが最期は女々しく泣いて終わってた
あと頼朝と義経は出てきてるのですが
猫殿が待ってるはずの義仲が出てくる気配もなく
今後のタイムテーブルがどうなるのかよく分からない
苦悩役は頼朝に移っていくのだろうけど

スマホの電源を切らせるかどうか

最近話題になるのが仕事中に携帯電源を切らせるかどうか
理由は仕事に集中しないとかそれが他人へ伝染したり
守秘義務にあたる業務内容の漏れ防止等が多い様ですが
面接中でもスマホのバイブの振動があると
そちらに気が向く子もいたという笑い話も出ました
他には仕事中に転職情報をあさっていたとか
会議中も会議に集中できないといった痛い話しも
また中毒気味に手放せない子に注意すると
辞めていったという話も出て
難しい問題が毎年でてくるよなぁという具合
来年は何が出てくるのやら

編集部を再編成

月も変わった事で昨日より部員と作業を再配分
太平洋決戦のスキン作りとアニメ作り
販促誌の制作と信玄ムックの準備へ移しました
下請けのデザイン作業が3ヶ月続いていたので
久しぶりに編集作業へ戻ります
指示書に従うデザイン作業より
自分で組み立てていく編集作業の方が面倒なのですが
確実に力が付くので実習生達もこちらへ割り当てました
後は夏に準備していた外箱をどう使うか
パッケージデザインにもそろそろ入ります

デジタルアプリサイトの準備へ

信玄アプリの方は5月に延期した時に
武将グラフィックを追加する事となり
その途中で担当が入院して止まっていたのですが
無事に退院したとの事で残りの原画が到着し始めました
合わせてシステムグラフィックの色合わせなど行い
これより仕上げに入るスケジュールを取りました
プロモーションプランも組みなおす必要があるのですが
この間に太平洋決戦の方が進んだので
サイトをデジタルアプリ独自で立てるかを検討中

ゲームマーケット2012秋へは不参加

昨年から始まったゲームマーケットの秋ですが
当初はシッョプの展開も予定していたものの
半期決算の処理等が絡んで行けなくなりました
JGCに続いての不参加となります
次の2013大阪と2013春には参加予定
という事で来月は長崎にいる日が多くなりそうです

開発現場の取材

号外連発計画に備え編集部員に開発現場を取材させました
今月は出張が続き半分以上が出張という有様で
なかなか記事の作成まで手に負えなかったので
こうした取材部員がいると今後の記事の幅も広がりそう
また取材中こちらも打ち合わせを続ける事ができました

鹿ケ谷の陰謀

二週続けて見れなかったのですが
本日は最初から見れた平清盛
鹿ケ谷の陰謀が再現されていました
それに合わせて源平争乱のサイト昔のアニメ
平家物語の中で
多田行綱が鹿ケ谷の陰謀を密告するのに合わせて
源氏の挙兵を清盛に報告するシーンを入れたものです
前任スタッフが毎日アニメを作っていた時期のもので
リサーチャーの白浜わたるさんからも
「これいいな」と褒められたアニメでした
genpei003.jpg

号外連発か

例年出席していたゲームマーケットですが
今年のゲームマーケット秋(11/11)への参加が難しくなり
予定していたSGC号外2012秋号をどうするか検討中
配信のみで制作するか
Si-phonNewS006号へ作り直すか
その中で出てきたのが秋号と冬号そして新春号を作る方法
毎月出す事になりますがスタッフ育成を考えると良いかも
という事で明日からの出張の中で取材をする事にしました

力の無さを恥じずにさらけ出す姿勢

高年齢者雇用安定法が改正されて65歳定年となり
それ関係のTV番組が放送されていたのですが
目についたのは若い現役世代の子らの発言
「何時までも居座られても困る」
この子らは追い出すだけの力が自らに無い事は恥じないんだな
そうした思いが浮かんできました
この辺りの感覚が澱んで停滞した現在社会の一因なんだろう等と

本日はWindows8の発売日

終わりの始まりなのか新たな展開が始まるのか
Windows8が本日発売!
なのですが…全然盛り上がらない…
触った感じは非常に良かったのですが
UIが変わりすぎた割に必要感が薄い仕様が原因かな
先週の土曜日にインプレスが作ってるWin8の冊子がないか
東京の量販店で聞いても「入ってない」と言われてしまった
とりあえず製品版を1つくらい持っておかないといけない
という事で取り寄せる事にします
他に新型のiPadも必要なんですけど今は手が回らない

猿遊会でのゲームプレイ

これまで一緒にゲームを作ってきたスタッフの交代もあり
現在はその引継ぎ中という事もあって
ゲーム会の雰囲気を知ってもらおうと
スタッフと共に猿遊会へ出席してきましたが
イギリス人の方と一緒にプレイする事ができました
写真はその時のプレイ風景
オーバーザトップとばかり小高い丘へ登ると皆が集まってくる
そんな太宰治「蜘蛛の糸」の様な世界が始まり
ディプロマシーと同じく最初に目立つと叩かれる
こんな感じのゲームでした
途中スタッフの下克上もあったのですが
なんとか最期まで生き残る事ができました
20121021172545.jpg

サイト停止のお詫び

新着情報の通り10/22~24の期間中
断続的にサイトが停止してしまいまして
この停止期間中はメールサーバも停止してしまいました
また長期出張しておりました関係で
修復に時間がかかりましたが現在復旧しております
関係各位につきましてはご迷惑をお掛けしまして
大変申し訳ございませんでした
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