前回の続きです
当初は「神聖ローマ帝国シリーズ」やるがスタートでした
昨年の夏の終わりくらただったと思います
諸事情からロンメル1942を延ばす必要が出てきてしまい
こまあぷver2.0とエディタ化作業を進めている状況でしたので
ゲームデザインとして試作していたのは
百年戦争~薔薇戦争のキャンペーン
ローマVSカルタゴの手直し(過去に途中で止まっていたもの)
元寇キャンペーン
総統指令の西部戦線版
ロンメルシステムの東部戦線版
こんな感じでした(他にも構想だけでゴミになった企画も多数有り)
最初の百年~は新たなリサーチ手間が省けるので予定してたのですが
何故かナンシーの戦いという百年戦争後の戦いへ気が移り
そこから神聖ローマ帝国つながりでドイツ30年戦争へ進みまして
この中でバレンシュタインが登場するに至り
近世から近代の戦闘システムの移行がどうか等考えている内に
ナポレオンが過ってきてシステム作り変えならこちらから
という感じで「ナポレオンシリーズ」が企画化されていきます
これが11月くらいだったかリッツェンの戦い(30年戦争)を設計中
そのままアウステルリッツへ移行できそうな感じだったので
アウステルリッツから作り始めたという経緯になります
そうこうしている内にロンメルの仕上げ時期に差し掛かり
仕上げに進む班と次のシリーズの班に湧ける時期に入ったので
アウステルリッツのデータを新しいエディタへ流し込みました
約1週間で一応の動きを見せたので
次はテスト的な仕様を追加実装していきます
軍団システム
兵科システム
準ターン制システム
混乱&回復チェックシステム
これらを仕様に追加しデータ構造の修正を行いました
同時に付加機能として歴史やシナリオ背景の説明を果たす
コンテンツ類に必要なライブラリの実装を追加していきました
これらの過程で古代~中世~近世~近代のシステムを試行錯誤でき
共通仕様としてどうするかだとか変化をどう与えるかだとか
そんなこんなを考える時間があった事から
現在のアウステルリッツの形が作られていきました
この試行錯誤のリサイクルとして
フランス史視点の「ナポレオンシリーズ」
ドイツ史視点の「神聖ローマ帝国シリーズ」
の二本立てで展開する事となり「装甲師団シリーズ」が追加され
今年から来年は上記三本立てで展開する事にしています
他に戦国や源平(元寇も)を保留にした「サムライシリーズ」とか
作りかけの空母戦を母体とした「海ものシリーズ」とか
仮称のまま保留してるものもあります
(
つづく)