新空母戦ゲームはソロアプでだそうか

4月1日に発表した新空母戦ゲームですが
ソロアプで出そうかなと考えています
ソロアプと言えば「しまにょ艦隊」が
iOSの審査で止まってしまいそのままになっていますが
表現方法で問題の多いiOSを無くす事で
スムーズに進むかもしれません

シェイクスピア全集が3億円で落札!

昨日のニュースでシェイクスピア全集初回本が
3億円で落札されたとの事
詳しくはないのでずか
これがなければマクベスも無かったとも言われ
そうすれば現在映画化されてねマクベスも無い
という事になっていたのかもしれません
他にも失われているものが多数あると言われていますが
個人的に今興味があるのは
エドワードⅢ~ヘンリーⅥまでの
百年戦争~薔薇戦争にいたるまでの
所謂シェイクスピア史劇
原文を少しみたものの現代英文でもないので
非常にわかり難く
日本語訳のものがあればそちらを買ってみます

薔薇戦争期のロンドン

先日の百年戦争のロンドンの続きです
前回の書き込みの通り
中世のロンドンは王不在でも成り立つ
高度な行政機能を既に確立しており
ウィリアム1世~リチャード1世獅子心王まで
王は殆どフランス本土にいたにも関わらず
イングランドは国としての機能を保っていました
後フランス王に敗北した失地王ジョンは
こうしたイングランド議会により
マグナカルタを押し付けらて行動を大きく制限されます
ジョン王以降はフランスへの侵攻軸を失った為
ウェールズやスコットランドやアイルランドへ侵攻し
国力を高めた後エドワード3世の時代に百年戦争が勃発
再びフランス本土へ侵攻しますが130年後には再び敗北
開始時は保持していたアキテーヌさえも奪われました
つまりジョン王以上の不利な条件を飲まされた訳です
こうした怒りは当然ながら王室に向けられ
生まれながらの王ヘンリー6世は相当の軋轢を受け
後に精神疾患を患いますが
こうしたストレスの蓄積も原因のひとつと考えられます
ともあれ中世のイングランドでは
王権神授説が一般的であり
王は強い存在でなければなりません
こうした背景から博愛主義のヘンリー6世や
議会を無視する王妃マーガレットは人気が無く
度々ヨーク派が無傷でロンドンへ入場できているのも
ランカスター派が巻き返して復権できているのも
その場その時で勢いのある者を
王若しくはそれに准じる者として受け入れる土壌が
備わっていたのかもしれません
という考えで薔薇戦争のロンドンには
百年戦争のパリの用な特別ルールは取り入れず
すんなり制圧できるようにしています
薔薇戦争
(薔薇戦争のロンドンでは耐久度も無くすか検討中)

薔薇戦争の戦争孤児

本日の薔薇の騎士ブログにて
以前からミーティングで出していた戦争孤児の話がエントリ
戦争が起これば孤児は生まれるもの
民俗学的には大変不幸な出来事ですが
歴史学的にはその不幸が多くの進歩へ転化する事があります
例えば守るべき身内がいない事から
本人の意思で自由に行動できたり
自ら体験した不幸を引き起こさないように知恵が生まれたり
その延長で様々なテクノロジーの進化が生じたりします
今回のゲームデザイン上もこの「孤児」という存在を
最大限利用させて頂きキャラデザを行いました
例えば守るべき身内がいない自由度の高いキャラ設定では
先日公開したトムとノアのキャラデザに利用させて貰いましたし
体験した不幸への知恵ではジャスパー等の史実キャラ
そして山賊や海賊のキャラデザには
イングランドを追い出されたケルト人やデーン人の怨念など
アウトローとなった後も今日に繋がる接点としています
その為にかなり最初の頃のリサーチディスカッションで
戦争によって生じる山賊や孤児の話を行いました
ミーティングで話し始めた当初は
女性向けのノベルゲームでは無駄な話と感じていた子も
キャラデザや世界観の話に繋がると分かると
次第に目の色が変わってきました
企画スタートから一年以上経過していますが
その分スタッフの意識は向上しているので
薔薇戦争シリーズは良い作品に仕上げたいと思います
薔薇戦争

PCのない生活

昨日より本日の朝までですが
電波も入らない山奥のコテージに篭っていた為
PCは会社に置いたままの生活を送りました
NTTの電波は辛うじて拾うみたいで
メールとスカイプは繋がっていたようですが
とりあえず1日くらいPCのない生活を送ろうとして
(正確に言うと一晩)
実行した次第ですが
夜には蛍を見て朝霧の中吊桟橋を歩いて渡る生活をし
1日経った本日の午後から日ごろの生活に戻りました
なんとなくWindowsの画面を久しぶりに見た気分

百年戦争期のロンドン

こまあぷ百年戦争のパリは直接攻略できませんが
エスカルゴルール(パリルール)を取り入れて
パリ市民の意思でどちらの陣営につくか決まります
それに対するロンドンはと言うと攻略される事はなく
出撃基地としての役割のみを与えました
その為イングランド軍は大陸で攻撃部隊を召集できず
(守備隊としての部隊編成は可能)
ロンドン経由でないと攻撃部隊を派遣できません
パリとロンドンにはこうした違いがあります
理由としてはパリは三部会を通して
市民の声が王の権威よりも大きかった事から
情勢により庇護者を市民が決める風潮がたった事と
イングランドではそもそもノルマン朝からジョン王まで
殆ど王はイングランドに不在だったので
(フランス人の王がフランスに住んでいた)
王が不在でも成立する政治体制が既に確立されており
更に失地王ジョンの時代には
マグナカルタを押し付けるだけの議会の力が存在し
王の行動を監視するのが議会の役割でした
しかしその制度が大陸で通用するかというと
まだ封建領主の独立意識が高いので困難であったと考え
(実際イングランド領であったアキテーヌもそんな感じ)
イングランドの制度は大陸では通じないとしました
こうした封建領主の独立意識が弱まり
王権集中の時代に入るのは中世後の近世の時代です
(薔薇戦争期のロンドンにつづく)
百年戦争マップ
(出撃基地としての役目に集約したロンドン)

臨時休業のお知らせ(2016/05/23~27)

新着情報の通りですが
期間中に臨時休業する事にしました
スタッフの健康診断やビルの工事が重なっていた為
特にビル工事の初日(5/21)の状況を見て判断した次第
(ピックやブレーカー等の音が凄い&トイレの断水等)
時間も効率的に使いたいので
明日は午後から50kmほど離れたダム公園で合宿して
ゲームミーティングの続きをする予定
それと騒音MAXの日は完全休業として
28日(土)と入れ換えます
途中の中日は交代で一部業務を継続予定となります

サイフォンボードゲーム研究会(2016/05/21)

この時期(春になると)ゲームデザインって何なのか
という話しが多くなってきますが
基本は誰に買ってもらえるのかという
 ターゲットの設定
を行ってからそのアプローチ方法を埋め込みます
この埋め込むというのがデザイン作業の重要性でして
何らかのサインが埋め込むというのが
Designという言葉の意味かと考えています
現在展開している「こまあぶ」では
40代以上のアナログゲームを触った事がある方を
(アナログゲームの中でもウォーゲーム)
ユーザーの母数に設定していますので
アプリで流行のカードバトルは合わないと思うし
では20代を獲得する為にカードバトルを入れても
それはウォーシミュレーションとは距離があり過ぎる
ただし世の中では極稀にミスリードと思われる要素が
ギャップ萌えとなり成功する場合もあります
でも成功する場合はギャップ萌えを狙ったデザインが重要で
それ無しに気まぐれで取り入れただけでは
ただのミスリードで終わってしまいます
そうした失敗例も多くみてきました
このデザインの埋め込みは次の3つの要素に分けられます
 ①見た目から欲しくなる要素
 ②プレイする事で面白さを感じる要素
 ③制作時の作業工数
①はスクリーンショットやビジュアルの中に
どれだけ引き付ける要素があるかという数に比例します
よってスクリーンショットだけでやるかやらないかを
決定する組織も世の中には存在します
②はかなり重要ですが①で引きがないと意味がありません
良い作品なのに失敗する婆いの多くは
面白さがアピールができていないパターンです
作品を触れば良さが分かるという事を口にする担当者が
失敗するのもこのパターン
作品性は良くても商品と成り立っていないパターンです
③は事業性の問題と映りますが
限られた工数以上の見せ方が重要ですので
これも②と同様に①と連動します
一番駄目なのは中途半端にコストとリソースを掛ける時
とことんコストを掛けずに作っている所と
他を圧倒させる事が目的で作られたものとの競争なので
どちらにも競り負けてしまいます
これら3つのバランスでゲームデザインは進みます
所が最初からこの3つに取り組まない場合
勝機すら見えず失敗しても原因が掴めませんので
次への改善策が見えないまま駄目な結果を続けます
特にエディタ化されて作業性が高まると
工夫する努力を怠るパターンに陥る傾向があり
そうしたパターンも多く見てきました
本来ならば失敗点を指摘して問題を改善していきますが
近年は指摘すると担当者が辞めてしまうパターンも多く
技術力の継承ができない組織に陥る一因にもなってます
うちでもできるだけミーティングを増やし
意見を交換する場を設けていますが
それでもロジックにリソースを奪われるSLGの場合
どうしても見せ方までの工数は削られる傾向にあり
ある程度ロジック構造のプログラム蓄積ができてきた今
次は見せ方にシフトする機会かなと考えています

ペンブルック伯ジャスパーテューダー

本日の薔薇の騎士ブログにて
ペンブルック伯ジャスパーテューダーがエントリ
彼はテューダーという通り
テューダー朝を開いたヘンリー7世の叔父に当たります
ヘンリー7世の父エドムンドは薔薇戦争で死亡し
(捕虜となり獄中死する)
代わりにジャスパーが養育する事となりましたが
ゲームが始まる1461年頃に分かれて
別の養育者の下で育てられます
ジャスパーに話を戻すと
兄エドムンドとは別の兄がいてそれがヘンリー6世でした
ヘンリー5世が若くして没してしまったので
王妃はその後ウェールズ人と間に子を持ちました
それがエドムンドとジャスパーだった訳です
こうした3人の兄弟は幼い頃より仲良く育ったとの事です
しかもジャスパーは王位継承権を放棄していたので
王妃マーガレットからも信頼される
ランカスター一族の騎士という設定になっています
どんなに落ちぶれても負けこんでも
裏切る場所がないのです
そんなジャスパーはヘンリーと一緒に孤児を育てます
この孤児がトムとノアであり
ヘンリー(7世)とトムとノアは実の兄弟の様に育って
ジャスパーがロンドンに出る時に
ヘンリーは別の養育者の下へ行き
トムとノアはジャスパーとロンドンへ赴き
ランカスター親衛隊に組み込まれる事となりました
後にリチャード3世と決戦するヘンリー7世が
勝利できたのもジャスパーの教育があったからだと言われ
ヘンリー7世の時代に
それまで剥奪されていた爵位などを回復しますが
今回のゲームの中では一番苦しい時期が舞台となります
薔薇戦争
(ヘンリー6世とテューダー家の家系図)

キャンプでもしようか

先週の5/10に全体会議を行いまして
(福岡と長崎のスタッフの中から12名が参加)
その模様が薔薇の騎士ブログにてエントリされてます
議題は色々とあったのですが
確認事項としてはアートワークの件を出しました
テクノロジーの変遷に連動して
流行のアートワークも移り変わっていくので
何所から切って話しをしようかと思いましたが
取り急ぎWindowsくらいからの流れを確認しました
特に近年は
 モニタのワイド化→透過性
 モニタの高輝度化→光や水の表現
と推移しているので今後どうなるのという話になり
VRや大型タブレットの可能性から
見えない箇所の可視化や屈折感の表現が
重要になるのではなのいかという話をしています
他にも最近の動向を確認しあって
今後の商品開発についての検討会となりました
但し時間が足りずに次回へという事になるのですが
ビルの改修工事(トイレ工事)などもあるので
この期間で合宿を行う事を検討しています
昼間にバーベキューでもして夜は懇談会
みたいな形を想像しています
特にこまあぷチームと女子部とでは
作業部屋も違っているからか交わす言葉も少なく
このあまりよろしくない状態を改善したいところ

iOS版アプりの全配信が止まっている件につきまして

数日前からiOS版アプリの配信が
全て停止しておりますが
原因は年会費の未払いでした
大変申し訳ございません
以前もあったのですが
AndriodとWindowsストアと違い
iOSは毎年年会費を払う必要がございまして
その処理を忘れていました
信玄上洛のiOS版が2012/04/21配信なので
その前に振り込んでアカウントを設置しました
こちらの処理を本日行いましたので
ストアの表示は回復するかと思います

ウォーゲームハンドブック2016

ウォーゲームハンドブック2016が5/20発売
(ページはこちら)
付録ゲームはバルジの戦い「THE BULGE」です
15mmカウンターと大きめのへクスだそうで
老眼入った自分にも優しい商品設計になってます
製品そのものは
先日行われたゲームマーケットで先行販売されて
既に購入された方もいるかと思いますが
正式には明後日の発売となります
バルジに関しましては
こまあぷでも取り上げたいタイトルなのですが
戦術級で出すには
どこかの戦域に限定したマップにするしかないな
という感じがしててそこで止まったままでした
(どこかの戦域=バストーニュなんですが)
こちらも商品化できるようにがんばります
ウォーゲームハンドブック2016

百年戦争や薔薇戦争を戦国で例えると

話的には太平記あたりで例えたいのですが
名和長年や千種忠顕なんて出すよりは
戦国の方がイメージつき易いかなという事で
戦国大名使って例えると次のような感じです
 ローマ教皇:天皇家
 フランス王(カペー朝):織田家
 フランス王(ヴァロア朝):徳川家
 イングランド王:羽柴家
九州と関東を平定した織田信長は平清盛に倣い
太政大臣となりその後日本国の王となりました
そして九州の羽柴秀吉には朝鮮半島へ出征させ
関東には徳川家康を征夷大将軍として配置
そのまま奥州征伐を行わせます
こうして秀吉は朝鮮王となりました
王としては信長と同格ですが
天皇家から貰っている官位は信長の方が上
しかも信長に帰属している関係をもちます
カペー朝時代のフランス王とイングランド王の関係がこうです
ところが織田家が断絶してしまいます
こうして織田家の相続人が誰かという問題が起こりました
名乗りを上げたのは将軍位を持つ徳川家です
信長生前から家康は兄弟の如く扱われ
信長の右腕となって統一事業にも関わってきました
異を唱える者は国内にはおらず相続人と認証されます
ところが後から出遅れた羽柴家が異を唱えます
秀吉は信長の姪の市と結婚しており
子の秀頼は女系で相続できる権利があると主張します
こうして百年戦争が起こった訳です
信長の妹には三人の娘がいて
羽柴秀吉と徳川家康の子秀忠と京極高次へ嫁いでました
そこで名門の京極家がポスティング権を持ち
彼が加わる軍が勝利する事となります
云わばブルゴーニュ公の役割はこんな感じ
その百年戦争が終わると羽柴家は分裂します
北の政所とお市の方の両派に分かれて内乱が勃発しました
これが薔薇戦争と呼ばれます
この戦いに勝者はなく
木下姓の何某がお市の一族の娘と結婚する事で
両派は統合されました
その後進出する陸地を失った朝鮮王は海を超え
大航海時代が訪れるのです
と言う事で百年戦争や薔薇戦争を戦国大名で例えてみました
(興味を持ってもらえるといいなあーとの想いあり)

悲しいお知らせ(日本機動部隊プレイ不能)

昨日の書き込みの続きですが
空母戦アプリを制作するにあたり
プログラマと日本機動部隊をプレイしようとなり
エポック版(第二版以降のもの)は持っていたのですが
せっかくならという事でJWC版を使う事にしました
(ユニットデザインを見せたい等もあり)
単体版は残っておらず
5箱くらい残っている「空母決戦一周年記念版」を1箱空け
(バンドル晩もおそらくもうこれが残り最後)
インストしようとした矢先・・・
老眼につきユニットの文字が見えない事が判明!
なんだかなあという思いと
3年くらい前はまだ見えていたんだけどなあという思いと
いろいろと交差しながらルールをレクチャー
その他デジタルにも空母戦ゲームはあったのですが
自分の手元にはないのと
空母決戦はインターン時にプレイさせていたので
空母戦ゲームを作るのであれば
まず日本機動部隊はやるべきでしょう
というところからのスタートでしたが躓いた次第
取り急ぎダイソーで老眼鏡でも買うべきか
という悲しい一幕でした

サイフォンボードゲーム研究会(2016/05/14)

3年前より「こまあぷ」を展開してきましたが
途中からこちらでデザインしている関係で
どうてしもデジタル寄りのデザインとなっています
本質は外していないつもりですが
総統指令のユニット数はガザラのユニット数に近く
しかも排除されたユニットが再登場する関係で
複数ユニットでの戦闘システムへ変更して
こまあぷの平均36手番で終了システムに合わせました
百年戦争桶狭間のユニット数と近いのですが
寂しさを補う為に守備隊を追加しました
(ガザラの歩兵に近い考え)
ところがこちらもユニットが再登場するので
複数ユニットの戦闘システムをいかして
強ZOCシステムと連動するシステムを採用しました
そして次の薔薇戦争では更にユニットが減る関係で
HP(ヒットポイント)システムと呼ばれる
レベルゲージの表示システムを採用します
部隊の士気値や耐久度を示すレベルゲージですが
 流石にここまでくると最早アナログではない
と思われるかもしれませんが
実はこうしたシステムはアナログでも採用されています
城の耐久度などをマップ上にスゴロク形式で表記し
その中をマーカーが移動していステイタスを示す手法です
アプリの場合はマップに表記するよりは
ユニットにそのまま表示する方がUIとして正しく
その個数を増やしてもプレイヤーの負担はない事から
全ユニットと都市にレベルゲージを設置した次第
このことからユニットの寿命を延ばす事にしました
(従来は2ステップのものが5~10ステップ持つ様に変更)
シミュレーションの命であるモチーフの再現性とは別に
システム面からのデザイナーズノートはこんな感じでずか
こまあぷは薔薇戦争の後は暫くお休みして
空母戦ゲームに集中したいと考えています
(考えは気まぐれで変わるかもしれませんが)
そこである空母戦ゲームをプログラマに広げていたところ
なんとも悲しい出来事が・・・(明日につづく)

百年戦争反省会

こまあぷ百年戦争ディベロッパーズノートの補足ですが
今回登場予定であった第三の勢力としては
 1.ブルゴーニュ公
 2.ブルターニュ公
 3.フランドル伯
 4.スペイン王
の4つの勢力が最初に頭の中に浮かんでいました
この中でブルゴーニュ公はパリへの影響を持つ勢力として
勝利条件にも影響を与えかねない重要な勢力とできました
次にブルターニュ公ですが
最初はブルゴーニュ公並みに影響を与える勢力としたものの
イングランドにしろフランスにしろお互いが闘っている間は
手を出すべき相手ではないと判断して
現在のポジションに収めています
またフランドル伯はパリまでの影響力は出ないとして
現在の守備隊扱いに止めました
最後にスペインですがこれ入れるとややこしくなるし
実際にはイングランド王は関わっていない事なので
(スペイン継承戦争への関与はアキテーヌ大公の単独)
そのシステムを組み込んでややこしくするよりは
まずは百年戦争を知ってもらうのが先決という事で
マップから除外しました(イベントで残す)
今般大きく変更した戦闘システムに関しては
レートの調整や回数の調整も可能な形で制作を進め
途中で調整しようと思っていたものの
排除するユニットの優先順位を調整するに留め
その他は当初の計算通りで進める事ができました
できなかった事は「しまにょ艦隊」のプレイビュー機能の搭載
これは次の薔薇戦争で実現させてフィードバックしたい所
(データ構造を似せている=ほぼ同じなので可能なはず)
という事で総統指令に続いて変更箇所の少ないタイトルでした
マップデザイン(マップの切り方)に関しては
総統指令マップのフィードバックもありますが
基本的に空母決戦1942の中黒さんデザインを踏襲しています
(攻略地点までの到達に1~3手番必要な配置技術など)
その為に伸ばしたり傾けたりしています
エンディングの種類に関しては
総統指令の反省から10か11種類に増やしましたが
これはこれでテスティングと画材の容量にも影響したので
次(薔薇戦争)はどうするかが検討課題となっています
ただ全体的には百年戦争をある程度綺麗に表現できて
かつコンパクトにまとめられたと自負できる内容でした
当初から薔薇戦争との連係を意識していたのも
良い方向に向かったのかもしれません

中世のパリ

恐らく「パリ」という言葉が最初に歴史に登場するのは
トゥールポワティエの戦い(732年)だと思います
この時フランク王国の宰相カールマルテルは
ピレネー山脈を越えてきたイスラムの軍隊を
打ち破るのですがこの時の行軍路として
パリを出発したと言う事で名前が出てきます
トゥールもポワティエもアキテーヌの東方にある町で
西ゴート王国を滅ぼしたイスラム(ウマイヤ朝)が
ここまで侵入してきました
この時ローマ教皇はフランク王国を頼る事となります
かつてのローマ教皇の庇護者は西ローマ帝国であり
その西ローマ帝国が傭兵部隊として頼っていたのが
西ゴート王国の部隊だったわけです
ところが西ローマ帝国は既に5世紀末に滅ぼされており
(滅ぼしたのは東ローマ帝国と東ゴート王国の部隊)
スペインで防波堤となっていたのが西ゴート王国でした
その西ゴート王国が滅ぼされたのでローマが焦る訳です
こうしてローマの新しい庇護者となったフランク王国は
その後分裂して現在の西ヨーロッパの国々の原形となり
(フランス・オランダ・スイス・ドイツ・イタリア等)
更にそれらの国が分裂したり拡張してラテン系と繋がり
(イギリス・ベルギー・スペイン・ポルトガル等)
現在のヨーロッパの国々を形成していく事となります
話を戻してパリですが
現在は大国フランスの首都であり
セーヌ川を中心とするエスカルゴ都市等と呼ばれてます
これはカタツムリの様な取り巻き型で行政区が配置され
見た目からもそう呼ばれているのですが
中世時代からも大都市として住民の力が強い都市でした
特に百年戦争時はフランス王(王太子)が追い出される等
強力な市民パワーを見せ付けています
というのも当時の税の仕組みとして
三部会を招集して取り立てる事が可能だったものの
税を取られても取られても負け続けるものだから
市民の怒りが生じた訳です
というのも三部会で合法的に取り立てる事が可能な税は
次の4種類だったと言われています
 王が捕虜となった時(身代金)
 長男が騎士となった時
 長女が嫁ぐ時
 十字軍として出征する時
これがイングランド軍の侵攻で度々臨時徴収されては
戦いでは負け続けるものだから怒りが出た訳です
しかもフランス王家の存在そのものが
オルレアン派とブルゴーニュ派で争いが続いており
百年戦争でもブルゴーニュ公の存在は大きなものでした
これらを再現する仕掛けとして
こまあぷ百年戦争のデザイナーズノートの通り
エスカルゴ都市パリのルールを作りました
(パリ周辺都市の過半数の支持でパリ市民の指示を得る)
百年戦争マップ
(ボルドーの右2ヘクス辺りがポワティエの地)

ランカスター親衛隊

本日の薔薇の騎士ブログにて
ランカスター親衛隊のご紹介がエントリ
架空のキャラなのでモブキャラ扱いですが
手は抜かずにキャラデザしています
そもそもランカスター親衛隊というものが
創作物なので設定は自由なのですが
ヘンリー7世の伯父ペンブルック伯に育てられた戦争孤児で
一緒にロンドンに出てきたという設定です
ペンブルック伯ジャスパーテューダー自身も
兄エントムンド(ヘンリー7世の父)と一緒に
ヘンリー6世と幼い頃から兄弟同然に育ったらしいので
その辺りのの話から引っ張ってきて作ったキャラです
共に孤児のヘンリーとトムとノアは一緒に育てられたものの
史実でジャスパーとヘンリーが分かれた次期に
トムとノアはジャスパーとロンドンへ出てきて
ランカスター主家に仕えます
そして王太子エンドワードを警護する役目となりました
薔薇戦争
(戦争孤児からランカスター家に仕えるまでに成長したトムとノア)

本日休業(ゲームミーティングの為)

本日午後よりゲームミーティングとして
全体会議をおこなう為
申し訳ないのですが形式として休業状態となります
明日より通常通りの勤務状態となります
facebookとスカイプでは連絡が取れるかもしれません
関係各位の急用につきましては
こちらへのご連絡をお願いします

中世のノルマンディとアンジュー

中世のノルマンディーは
ノルマン公とフランス王の契約によって始まります
ヴァイキングのデーン人に悩まされていたフランス王は
ノルマン人のヴァイキングであったロロという人物に
ノルマン公の爵位を与えデーン人の防波堤としました
こうしてデーン人を撃退するお墨付きを得たノルマン人は
イングランドへ侵入してデーン人とサクソン人の王朝を倒し
新たにノルマン朝の王朝を立てる事になります
これが現在のイギリスに繋がるわけです
次にアンジューですが
場所はノルマンディの南に位置し
代々ノルマン人とは争いが続いていました
転機はアンジュー伯アンリ(ヘンリー2世)の祖父フルク5世の時代
ノルマン公=イングランド王ヘンリー1世と和解します
当初はノルマン公(後に海難事故で死亡)へ娘を嫁がせ
次に女性相続人と息子ジョフロワと結婚させる事に成功します
こうして生まれた子がアンリ=ヘンリー2世だったわけです
ヘンリー2世はその後も結婚によってアキテーヌ公領を得て
巨大なアンジュー帝国を築いた訳ですが
これが原因でフランス王との争いが生じてしまいます
ヘンリー2世の没後はリチャード1世獅子心王がフランス王と争い
リチャード1世亡き後は弟のジョン欠地王が戦うのですが
この時に大陸の領土の全てを奪われてしまい
(後はフランス王の親族がアンジュー伯となる)
これが原因で欠地王は失地王と呼ばれる事になります
百年戦争のマップでは港町と地方都市を分けていますが
特に海岸部は隣接している組み合わせが多い中
ノルマンディとアンジューは分けています
この両エリアの関連性は薄いと判断したのと
(百年戦争デザイナーズノートの通り)
公国とは言ってもあまり豊かでない土地であり
フランス王も興味を示していないか
冒頭のデーン人対策の契約もあって侵攻し難かったのか
アンジューと比べて興味の対象とは感じられず
このふたつの都市は離しました
百年戦争マップ

こまあぷ薔薇戦争の仕様を協議

こまあぷ版の薔薇戦争の仕様を
先週末プログラマと協議しました
できれば「しまにょ艦隊」で取り組んだ
プレイ後のプレイビュー機能を作りたいので
どうにかならないかを協議
理論上は1手番あたり最大11個のデータを保持できると
(ターン数+サイの目x8+ユニット+移動箇所)
プレイビュープログラムに流す事で可能です
(ランダム要素なしのソリティアルールなので可能かと)
しかも見た目は違いがありますが
内部のデータ構造は百年戦争と変わらない為
薔薇戦争で作れると
百年戦争にもフィードバックできねハズ
という事で協議を続けました
あとは称号機能も入れたいのですが
Windowsストア版で可能なのかが不透明
検証して可能であればこちらも取り入れたい所
その他ルールに関しては若干の違いがありますが
双方あまり変わらないので
違和感なくプレイ可能だと思います
サイト更新まであと少しお待ち下さい

5月10日にゲームミーティング予定

アナログゲームを作り始めた頃までは
ほぼ毎月のように東京出張してましたが
アプリ化を始めてから2年ほどは上京しておらず
流石にネット上たけのやりとりでは駄目だろうという事で
昨年8月に徳岡さんをお招きして
長崎と福岡でゲームミーティングを行ないました
その後気になって10月に2年ぶりに上京し
そのフィードバックとして
11月に長崎・福岡の全体会議を行いましたが紛糾した結果
惨憺たる終わり方をしてしまいまして
若い子らが萎縮する事態に陥りました
その他年越しを挟んで生じていた問題を解決させて
4月に再び上京
そのフィードバックとして5月10日
再度全体会議を行う事となりしまた
昨日はその前打合せを行なっております
とにかく若い子らが活発に意見を出し合うようになり
中堅スタッフがそれを潰さず助長してあげないと
会議の意味はなく
かといって効率的に進めないとあっという間に時間が過ぎる為
内容の確認という事でその前会議を行った次第
澪(MIO)さんらもご一緒に会議しますので
今後のスケジュールや商品開発の方向性を定めたいと思います

中世のカレーとフランドル

こまあぷ百年戦争のマップ右上に登場するこれらの都市は
中世において発達した都市として有名です
まずカレーですが
ローマ時代からイングランドと大陸を繋ぐ港町として発展し
フランドルの商工業が発達してからは
より重要な拠点となります
百年戦争が始まると
イングランド王エドワード3世はカレーを包囲し陥落させます
百年戦争後も唯一の大陸の領土として残りました
ちなみに第二次大戦中に連合軍の上陸ポイントを
ロンメルがノルマンディと指摘する中
ヒトラーはカレーと指摘する逸話がありますが
これはカレーとイギリスの歴史的背景があったからだと思います
次にフランドル
かつてフランク王国分裂時に長子ロタール王国があった地で
近世以降はオランダやそこから独立したベルギーとなる場所です
百年戦争時はイングランドから輸入した羊毛を加工するなど
商工業が発達した町となっていました
その為イングランドとも関係が深く
また豊かな町である事からフランス王も欲する土地となり
イングランド王とフランス王の駆け引きが続いていました
百年戦争後はブルゴーニュ公が支配していましたが
ブルゴーニュのシャルル突進公がフランス王との戦いで戦死すると
相続人の娘はハプスブルク家のマクシミリアンを頼り結婚します
(後の神聖ローマ帝国皇帝マクシミリアン1世)
彼はフランス王ルイ11世の軍を撃退しますが
この先ずっと続くフランス王とハプスブルク家の抗争は
こうして始まったのです
なおマクシミリアンの孫は神聖ローマ帝国皇帝カール5世ですので
シャルル突進公の家系は女系でハプスブルク家と繋がり
フランス王と敵対関係が続く事となります
百年戦争マップ

ゲームマーケット2016春

本日5月5日ゲームマーケット2016春が開催
大阪以外はもう何年も参加できていません
もしかして5月5日が定着するのであれば
これからも行けないかもしれませんが
何はともあれ規模が拡大しているのは
とても喜ばしい事です
初めて行った時は始めて1000人超えたとかの時
場所は浅草でした
Si-phonGameClub No.3の中黒さんインタビューを
確かこの時行った記憶があります
(もしかしたら2回目の参加時だったかも)
なんとか次回こそはと思いつつも
このニ三年は東京会場に行けてなくて
新しい会場に映ってからはゼロです
せめてうちのスタッフが行きたいと言いだして
商材の制作をかみ合わせれば可能なのですが
それぞれ家族の用事があるので
やはりコミケ同様この日程のゲムマは無理
地方に住む限界かもしれませんが
こうした限界点も
若者流出に歯止めが掛からない一因かと思います
まぁクラウドやSNSを普及させるのにさえ
一苦労するんで仕方がない
ゲームマーケット2016春

百年戦争期のアキテーヌ

こまあぷ百年戦争にも登場するアキテーヌなので
今更ですが場所は何処かと言うと
フランスの西南部の広大な土地を指します
(スペインとの国境付近)
古の不フランク王国の宰相カールマルテルが
西ゴート国を滅ぼして北進してきたイスラムを討ち破った
トールポワティエの戦いの場所もこの辺り
こまあぷ百年戦争では港町ボルドーとセットで登場しました
このアキテーヌは百年戦争開始時からイングランド領でして
ここの陥落を以って百年戦争は終結したとされます
その二百年前にも一度フランス王に接収されていましたが
後の条約で返却されていた地です
それが再び接収され
以後はイングランド王の元に帰る事もなく
この百年戦争後の線引きで現在に近い国境が定まりました
このアキテーヌの話で有名なのは
ヘンリー2世の子リチャード1世獅子心王
十字軍としてエルサレムに赴き
イスラムの英雄サラディンからも称えられた勇士です
その勇士にあやかりたかったのか
百年戦争を始めたエドワード3世の嫡男エドワード黒太子も
アキテーヌを本拠とし長男にリチャードと名付けました
(多くの場合において長男は父親の名を世襲する)
この子が後のリチャード2世となります
百年戦争の休戦期にエドワード黒太子が
スペイン王の継承戦争に介入しますが
何故それが起こったかと言うと
スペインのすぐ隣のアキテーヌに本拠を構えていたからで
しかも亡命してきた王がフランス王と対立するとあれば
介入しない理由はないとばかりに単独で介入してしまいます
所がこの戦費を賄えずアキテーヌの領民に課税した事から
人心が離れ反乱を誘発する事となりました
それでもフランス王がこの地を得たのはそれから100年後の話
という事でこまあぷの百年戦争でも
フランスがアキテーヌを落とすの難しい設定としています
百年戦争マップ
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